内発的動機づけとは、誰かから指示や命令を受けたわけでもなく、報酬などの金銭的欲求からでもなく、その行為に心の底から取り組みたいとの動機を持つことです。

内発的動機づけを促す上で大切なことは、仕事であればその仕事の意味を理解することです。その方にとって退屈かもしれない日々のルーチン業務であっても、その仕事は同じ部署や会社の仲間の仕事とつながって、お客様や社会に対して何かしらの「価値」を生み出しています。この「価値」こそが仕事の意味です。これを理解し、腹落ちすると、心の底からのモチベーションが湧き出します。すなわち、内発的動機づけが実現されます。

この内発的動機づけは、心の底から湧き上がるような強い動機を生みます。報酬やプレッシャーによる外発的動機づけとは比較にならない熱いエネルギーを生み出します。

当社の組織活性化研修ビタミンデイズでは、クライアント組織の「価値創造」について、徹底的に話し合います。自分たちの会社と、そこで働くメンバーが、日々の仕事を通じて、お客様や社会に対してどのような価値を生み出しているのか、それをいくつかの効果的なグループワークを通じて、考え話し合っていただきます。仲間との対話（ダイアローグ）を通して、自分たちが生み出す価値について気づいたとき、参加者の目がキラキラと輝き出します。内発的動機づけが行われ、心の底からのモチベーションが湧き出した瞬間です。ポジティブに組織を前進させるエネルギーが生まれる瞬間です。